健康食品としての価値が高いのも、ツバメの巣のメリットのひとつです。もともと中国では古来より薬膳としてツバメの巣を食してきたこともあり、その効果は東洋医学として認められています。東洋医学における「医食同源」とは、普段摂る食事が健康的であれば体も健康になる、という考え方であり、その考えに基づいた食事を「薬膳」と言います。健康的な体はおのずと美に直結するため、薬膳は美容にも大変関わりが深い、ということが言えるのです。ツバメの巣は中国料理において「燕窩(えんか)」と呼ばれますが、薬膳としての調理法が中国の古書にも載っています。高価で貴重な食材であったことから、主に食していたのは上流階級の人達であったと言われています。現代においてもやはり、美と健康を象徴する食材であることから、セレブの女性達はこぞってツバメの巣を手に入れようとします。
さてその効用ですが、ほぼ全身に渡って有効とされています。栄養補給、血液循環、気力の充実、疲労回復、そして皮膚の再生などが挙げられます。「気力を充実させ、胃腸の働きを改善する」という意味がある「補中益血作用」 が、ツバメの巣には認められています。現代日本人に置き換えてみれば、その生活スタイルは非常に多様化し、食生活はバランスを崩した状態にあると言えます。ストレスは多く、気力は萎え、乱れた食生活が胃腸の調子を崩します。補中益血作用は、現代日本人にとって今一番必要なものかも知れません。それはつまり、現代日本を生きる女性にとっても、美と健康を保つためのキーワードになっているのではないかと考えられます。