中国、そして世界の歴史に名高い美女である楊貴妃。その美貌で、時の皇帝玄宗を虜にした話は有名です。政治そっちのけで楊貴妃にすっかり囚われてしまった玄宗は、反乱に遭い失脚してしまいましたが。どうしてそこまで楊貴妃に美的カリスマがあったかご興味ありませんか?ちょっとその歴史を調べてみました。
もともと玄宗の弟・寿王の妻だった楊貴妃は、妻を亡くした玄宗を慰めるために、玄宗と会うようになります。それがきっかけで玄宗は楊貴妃の魅力に囚われ、年の差30歳以上もの恋愛関係が生まれることになったとか。でも、ただ辛いときに傍にいてくれただけでは、心底恋には溺れません。その関係に一役買ったのが、言わずもがな楊貴妃の「美しさ」だったようですね。
玄宗は医学に大変精通していたことから、楊貴妃がその美貌を保つためのあらゆる美容法や健康法を考案していきました。楊貴妃は、ライチを好んで食べていたというのは有名な話ですが、その他にもコラーゲンが豊富な鶏の手羽先を毎日のように食したり、ゼラチン(コラーゲン)が豊富な阿膠(あきょう)という漢方薬を飲んでいたりしたそうです。
相当お金のかかる美容法であったことと思いますが、それだけ美を保つための努力は惜しまなかったということでしょう。
中でも高価で美肌効果・健康促進効果が非常に高い食材として、ツバメの巣があります。大変希少なアナツバメの巣を好みました。古くより中国では、アナツバメの巣は疲労回復、胃腸不良、免疫改善、美肌などの効果が認められていて、不老長寿の妙薬と言われてきました。別名「燕窩」とも呼ばれ、現在でもセレブの女性達の間では絶対的な支持を受けています。東洋医学で言うとろこの「医食同源」という考え方は、日々の食事がそのまま体にとっての薬であり、健康的な食事が健康的な体を作る、という意味ですが、楊貴妃が実践していた食生活はまさにその極致にあったと言うことができます。